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専門用語の説明



インフォームド・コンセント(Informed Consent)


インフォームド・コンセントという言葉は一般に「説明と同意」という日本語で説明されます。

インプラントは決してリスクのない手術ではありません。術部の周囲には動脈もあれば神経も通っています。大量の出血や麻痺など医療事故が起こる可能性もゼロではありません。だからこそ手術に伴うリスクと予想される経過および結果については十分に説明して同意を得る。これは医師の義務です。いくら患者本人がインプラントを希望し綿密な下調べをしていたとしても、検査を通して初めてわかることもあります。

インプラントの手術に先立ち必ず検査とカウンセリングが行われます。ここで患者の状態や希望に基づき治療の方針が決定します。疑問があれば迷わずぶつけましょう。患者にとっても同意するためには十分な理解が必要です。医師が説明の羅列で同意を迫ることはもってのほかですが、患者の側にも積極的に参加する意思がなくてはインフォームド・コンセントは成り立ちません。

ほかの選択肢も含めて、決めるのは患者自身です。インフォームド・コンセントの目的は患者自身がよりよい治療を主体的に選ぶことであり、一方的な「説明と同意」ではありえません。そのためにはセカンド・オピニオン(別の医師の意見)が必要になる場合もあるでしょう。

一般的にカウンセリングやインフォームド・コンセントが充実したクリニックであるほど術後の満足度も高くなる傾向があります。



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セカンド・オピニオン(second opinion)


セカンド・オピニオンとは、直訳すれば、第二の意見ということです。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見をいいます。

 「手術をすすめられたけど、どうしよう」。重大な決断をしなければならないとき、他の専門医に相談したいと思うのは当然のことです。セカンド・オピニオンは、日本ではまだ普及していないため「主治医に失礼になるのでは」と思われがちでしょうが、その心配はまったくいりません。インフォームド・コンセント(説明と同意)という考え方を分かっている医師でしたら治療法を決定するのは患者や家族であることを十分に認識しているからです。

 医師からインフォーム(説明)を受けても、情報も知識もない患者や家族にとっては治療法の決定をできなかったり、不安を覚える場合もあります。だから知識を持っている人=専門医に相談し、意見を聞きたいということになるわけです。これは至極当然な過程です。つまり、インフォームド・コンセントと、セカンド・オピニオンは車の「両輪」なのです。

 米国では、ここ10年の間に知らない人がいないほど定着し、医師が診察の終わりに「セカンド・オピニオンをとりますか」と、尋ねるのは当たり前のことになっています。

 インプラントのように治療法が、日進月歩している領域では、セカンド・オピニオンの必要性はより高まります。治療法の選択肢が多岐にわたるため、専門家でさえどのような治療法にしたらその患者にとって一番いいのか、判断に困り他の医師に意見を求めることもあるのです。知識のない患者にしてみればなおのこと判断はできません。最新の医療情報を持っている専門医に相談にのってもらい、意見を聞くことが大切になるわけです。



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